美容室・理容室専用サブスク支援サービス「サブスクビューティ」全国販売(テモナ)

2020年4月28日9:47

テモナは、2020年4月27日より美容室・理容室専用サブスク支援サービス「サブスクビューティ」の全国販売を開始した。同サービスは2019年より地域を限定して販売を開始していた。同サービスを導入することで、美容室・理容室の経営安定を支援するとともに、業界の活性化を目指すという。

サービス概念図(テモナ)

「サブスクビューティ」は、 美容室・理容室の顧客に対してシャンプーやトリートメントなどのサロン専売品をサブスク(定期)販売するための仕組みを提供する これにより、 美容室・理容室は定期的な売上の獲得が期待できるそうだ。

同サービスは、 開始2カ月目で美容室の1席あたり”7.5万円/月”の売上増を実現した店舗もあり、同店舗では、毎月約100万円の物販売上のうちすでに20~30%が「サブスクビューティ」を活用したサブスク型物販へ移行。毎月20万円~30万円の固定収入が物販から得られる結果となっている。

理容室・美容室がサロン専売品をサブスク(定期)販売するメリットとして、対面でのコミュニケーション時間が長いことにより、顧客が納得して商品を購入できる点がある。また、サロン専売品の定期購入をしている顧客は、サロンの重要なリピート顧客になる可能性が高いという。さらに、定期販売チャネルを作ることで、来店時にしかできなかった顧客とのコミュニケーションを定期的・継続的なものに転換できるそうだ。また、アシスタントやスタイリストなど販売員にもインセンティブを付与できる仕組みなので、労働待遇改善にもつながるとしている。さらに、「サブスクビューティ」のシステムを取り入れることで、 煩わしい商品の梱包・配送といった作業の必要がなくなるメリットもある。

New Retail Navi編集部

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