「3密」を軽減するデジタルサイネージ提供(電算システム)

2020年6月23日12:04

電算システムは、セキュアが提供するAI・画像解析ソリューション「comieru (コミエル)」に加えて、客数情報解析ソリューション「Vemcount」と連携が可能なデジタルサイネージソリューションの提供を開始した。

表示画面(イメージ)(電算システム)

出入口に設置したステレオカメラにて入退店者をカウントし、店内の人数や最大3段階の混雑状況を取得する。取得したデータはクラウド型デジタルサイネージ「 StratosMedia (ストラタスメディア)」とリアルタイムで連携して出入口のディスプレイに表示する。

「Vemcount」にて予め設定した閾値を超えると、注意喚起や入場制限の画面に自動的に切り替わるという。複数の出入口を持つ店舗でも利用可能だ。

特徴として、AI センシングのステレオカメラによる高精度測定を可能する。また、店舗の混雑状況を見える化し、入店者数を平準化することで3密を軽減する。さらに、混雑状況のほかに『プロモーション動画』を放映可能だ。利用者の属性(男女・年齢グループ)毎に適切な広告を表示できる。

利用者にとっては、店内の人数や混雑状況を店舗前のディスプレイで確認できる。また、来店前に自宅のPCやスマートフォンでリアルタイムな混雑状況を確認可能だ。店舗にとっては、測定結果や分析結果をリアルタイムに把握でき、入場制限時にはアラートメールを通知できる。また、クラウド上に蓄積されたデータで販売促進の効果測定に活用可能だ。

New Retail Navi編集部

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