「画像認識プラットフォームAIZE」のAPI提供を開始(トリプルアイズ)

2020年6月11日7:00

トリプルアイズは、 2020年6月10日、 画像認識プラットフォームAIZE(アイズ)のAPI提供をスタートした。

画像認識プラットフォームAIZEは、トリプルアイズが取り組んできた囲碁AIの研究から生まれた、ディープラーニングによる画像認識プラットフォームとなる。クラウドに画像データを送信し、ディープラーニングの手法でAIが解析する。512次元の特徴量を顔画像から検出、個別認識できる。年齢・性別・感情を認識できるAIエンジンを備えているそうだ。

「画像認識プラットフォームAIZE」(トリプルアイズ)

AIZE APIで利用できるサービスとして、「AIZE Research」では顧客動向をAIの眼が自動解析して可視化する。また、「AIZE Biz」では、顔画像による勤怠認証を可能にする。テレワークや自動検温にも対応するという。「AIZE Security」は、AIによる店舗運営の危機管理システムとなり、万引き防止に役立つそうだ。AIZEの各サービスの機能をAPI経由で利用できることで、データ登録などの作業を自動化できる。

なお、画像認識プラットフォームAIZEは、量販店としては日本で初めての取り組みとなったヤマダ電機の顔決済システム「ヤマダPay」や、飲食店・ドラッグストア・メガネ店などの顧客管理や防犯システムなどに導入されている。

New Retail Navi編集部

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