音声認識ソリューション「VContact」とCRMシステム「デコールCC.CRM3」が連携(Hmcomm/ギグワークスクロスアイティ)

2020年6月11日7:00

国立研究開発法人産業技術総合研究所発のベンチャーHmcommの音声AIコンタクトセンター向けプロダクト「VContact」と、ギグワークスクロスアイティのコンタクトセンター向けCRMシステム「デコールCC.CRM3」が今後、機能連携を推進すると発表した。提供開始は2020年12月を予定している。

今回の連携推進により、既存のデコールCC.CRM3を導入済みの利用者は、VContactにより識字化された通話内容を自動連係することでVOCデータの収集が今後可能になる予定だ。

デコールCC.CRM3は、コールセンター業務向けのCRMシステムだ。保守サポート・お客様相談室・ヘルプデスク・センター業務の代行等、さまざまな業種・業務の企業が採用している。電話・メール・FAX・Web等、マルチチャネルでの顧客接点管理も可能であり、さらにマルチテナント機能・セルフカスタマイズ機能・周辺システムとの連携などの機能とサービスを有している。

Hmcomm AI音声認識・自然言語処理システム“VContact”(コールセンター向けプロダクト)は、 顧客の音声をリアルタイムに認識しながら、 オペレーターとカスタマーの両者の会話をそれぞれテキスト化してモニターに表示しながらFAQ自動表示、さらに会話終了後に自動要約やFAQの自動作成を行うシステムとなる。また、 「VContact」には、 ユーザー自身で音声認識率を向上させることが可能な自動学習機能を提供している。

New Retail Navi編集部

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