2019年10月16日8:00
GMOシステムコンサルティング(GMO-SC)と鈴与は、企業間取引(BtoB取引)をEC化するGMO-SCのオンライン受発注システム「ecOrigins(イーシーオリジン)受発注」と、商品の入荷から配送までを一元管理する鈴与の倉庫管理システム「カーゴマスター」を連携させたサービス「WEBオーダーシステム」を2019年10月10日より正式に提供開始した。
「WEBオーダーシステム」は、サプライヤーや運送業者などの取引先企業との受注・発注(BtoB取引)をオンライン化し、さらに倉庫管理、請求書発行などの顧客管理業務までをシームレスにするサービスとなる。試験的に提供している複数社での実績を踏まえて、このほど、鈴与を提供会社として正式にサービス化した。
「WEBオーダーシステム」は、倉庫での商品の管理業務から、多種多様な商品の複雑な受注・発注、請求書発行までの業務を自動かつシームレス化することから、導入企業の業務の効率化を実現するそうだ。
「WEBオーダーシステム」を導入する企業は、商品を取り扱う各店舗およびサプライヤー・運送業者にログインID・パスワードを付与し、受発注等取引を行うことができる。具体的には、各店舗が導入企業の本部に商品の発注をかけると、本部は注文履歴の確認や注文の承認を行うことができる。また、取引のあるサプライヤー・運送業者は、専用の画面から、発注状況の確認のほか、注文商品の在庫数や納期などの情報、各種通知を確認することができる。そのため、運送業者は、発注と同時に配送車・人員の手配を行うことが可能だ。これにより、導入企業は「WEBオーダーシステム」を通じて、複雑な受発注業務に関する負荷を削減することができるという。