「テラスモール松戸」でマネキンと画像解析カメラによる店頭ディスプレイの測定を開始(インナチュラル/クレスト)

2019年10月29日8:00

クレストホールディングス傘下のインナチュラルは、2019年10月25日、「インナチュラル テラスモール松戸店」をオープンした。また、同店舗にて、クレストホールディングス傘下のクレストの新サービスとして開発中の、マネキンの首部分に視認率計測トラッキングカメラ「esasy(エサシ-)」を内蔵した顧客行動計測・分析用マネキン「esasy(エサシー)マネキン」を全国で初めて導入し、実証実験を開始した。

esasyマネキン(クレスト)

「esasy」は、 小型カメラで顧客の個人情報を一切保存せずに「店舗前交通量」や「入店量」、 ディスプレイやサインの「視認量」等のデータを測定し、リアル店舗での戦略・投資効果を数値で計測・評価測定することができる、 顧客行動計測・分析用トラッキングカメラとなる。既存の「インナチュラル」店舗でも用いられており、ターゲットよりも若い層からの視認量が多いという計測結果から今回のリブランディングに至るなど、マーケティングの改善にも役立てられている。クレストは今回、アパレル業界の店頭ディスプレイに欠かせない“マネキン”に着目し、ディスプレイの一貫として違和感なく設置し店舗データの計測が可能な「esasyマネキン」を開発した。

カメラ部分はマジックミラーで覆われており、顧客へ圧迫感を与えることなく、マネキンが身につけているアイテムおよび該当マネキンが配置されているディスプレイの視認率などの店舗データを計測することができる。これにより、「ターゲット年齢の正当性」「ディスプレイと売上の相関」「視聴率の高いアイテム」など、ディスプレイの改善に繋がる検証が可能だ。

New Retail Navi編集部

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