2020年5月1日7:00
popInは、EC向け画像認識AIサービス「popIn Action(ポップイン アクション)」において、ジグザグが提供する越境ECサービス「WorldShopping BIZ」と連携し、海外ユーザーの集客・画像検索による言語に囚われない商品検索・越境ECを実現すると発表した。
popIn Actionを搭載することで、海外ユーザーへの売上増加施策として商品のAI画像検索が可能となり、多言語カート設置、決済、海外配送、カスタマーサポートまで一貫するサービスを提供するという。
「popIn Action」は、2019年4月から提供を開始した画像認識AIサービスで、閲覧中の商品に似ている商品を簡単に探せる類似アイテム検索機能や、デバイスに保存している写真や画像から類似アイテムを検索できる画像検索機能などが搭載されている。また、強調フィルタリング方式のレコメンドサービスと併用することを前提としてサービス設計を行っている点も特徴だ。
一方、「WorldShopping BIZ」は、海外販売を始めたい事業者に対して、JavaScriptを1行挿入するだけで海外ユーザー用に最適化されたショッピングカートを設置でき、商品注文受付から決済、海外配送、カスタマーサポートまで、越境EC対応を行うことが可能となる。
国内ECサイトには、2~8%の海外アクセスがあるものの、言語の問題で海外ユーザーがECサイト内で商品を探すことが難しい状況があったという。
今回の両社の連携により、画像検索による言語に囚われない商品検索から、商品注文受付、決済、海外配送まで提供していく。また、「WorldShopping BIZ」で取得できる各国のアクセス数や購入件数などのデータをもとに、popInが提供するグローバルネイティブアドプラットフォーム「popIn Discovery for Global」へ広告出稿を行うことで、海外ユーザーの効率的な集客も支援することが可能だという。