2020年4月3日15:00
国際エクスプレスのDHLジャパンは、2020年4月2日、スマートフォンアプリのLINEを活用したカスタマーサービスを開始したと発表した。近年のデジタル化や電子商取引(Eコマース)の発展により、利用者が求めるサービスの多様化に対応することが急務と考え、DHLでは公式のLINEアカウントを開設、数カ月にわたるトライアル運用を行い、利用者からの問い合わせをLINE上で受け付ける体制を新たに導入している。
同サービスはチャットボットの仕組みを活用しており、利用者が輸送中の貨物の追跡や輸送料金、必要書類など、国際輸送にまつわる各種問い合わせ内容をLINEのトーク画面に入力すると、自動応答機能で瞬時に返答が得られるようになる。これにより、営業時間外でも貨物の追跡や料金の確認など、輸送に関する情報の入手が可能になる。従来のフリーダイヤルやメールでの問い合わせに次ぐ、新たなカスタマーサービスの選択肢として期待しているそうだ。