「GATHERING TABLE PANTRY 二子玉川」で楽天の顔認証決済が店舗初採用

2019年12月24日20:28

「ロイヤルホスト」を運営するロイヤルホールディングスは、2019年12月24日に完全キャッシュレスの実験店舗「GATHERING TABLE PANTRY 二子玉川」をオープンした。同店舗では顔認証を活用した決済が採用されている。

「顔認証」を活用した決済は、関係者のみを対象に行う。楽天技術研究所の顔認証技術を使用したものだ。

利用者は、スマートフォンのアプリケーションから自身の顔画像を撮影して、楽天の「楽天ペイ(アプリ決済)」に登録。その際は、PIN番号の登録も必要となる。

店舗には専用のタブレット端末を設置して顔認証を実施。利用者が飲食を行い、退店時に顔認証ボタンを選択すると、カメラが起動し、自身が撮影したデータとの照合を行う。その際の認証と支払いは一瞬で行われる。

利用者は、事前登録を行えば、会計時に財布やスマホを取り出すことなく、支払いが可能だ。同顔認証技術は、セキュリティ面にも気を配っており、写真や動画などの認証を防ぐことができるそうだ。

ロイヤルホールディングスでは、2020年にはチェックレスシステムとして、Amazon Goのように店内で会計のアクションをせずに支払いが完了できる仕組みを導入していきたいとした。

New Retail Navi編集部

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