飛天ジャパンが低価格な決済端末「ePayPOS QE41」の出荷開始、QRコード決済の普及につながるか?

2019年12月06日18:26

近年、QR/バーコードによる決済が国内で広がりを見せている。そんな中、安価な決済端末として注目を集めているが飛天ジャパンの「ePayPOS QE41」だ。同社では、国内の事業者に向けて、2019年11月から端末の出荷を開始。すでに加盟店開拓を行うアクワイアラからの引き合いもあるそうだ。2019年12月4日~6日まで開催された「レジャージャパン2019」において、同端末を紹介した。

低価格なCPM専用端末として展開

飛天ジャパンの「ePayPOS QE41」は、消費者がQRコードを提示する利用者提示型(CPM:Consumer Presented Mode)のQRコード決済端末となる。同社はセキュリティに強みを持つ企業なため、安全性の高い決済端末を意識して製造しているという。また、競合他社よりも低価格な端末であることを売りとしている。

端末は、店舗の店員、顧客の双方が見ることができるダブル・ディスプレイを採用。顧客にとって、スマホをかざす位置や向きが明確であると自信を見せる。

コードレスでテーブル会計も可能に

また、コードレスなため、設置スペースも最小限で済み、テーブル会計も可能だという。そのほか、電卓感覚で操作できるそうだ。

すでに加盟店開拓を行うアクワイアラへの採用が続々と決定しており、同社では販売にさらに力を入れるという。

New Retail Navi編集部

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