山梨中央銀行と中国向けライブコマースで業務提携(ロクトーナ)

2019年11月11日8:00

ロクトーナは、中国向けライブコマースでの販売を強化するため、山梨中央銀行と業務提携契約を締結したと発表した。

山梨中央銀行の地元山梨県は、日本一宝飾産業が盛んな地域であり、甲府市を中心に多くのメーカーが宝飾品を生産・提供している。山梨中央銀行は地元宝飾企業と密接な取引があり、 同時にその販路開拓などを支援している。

宝飾業界は、国内の人口減少等による国内宝飾市場の縮小傾向と、国内外で開催される催事出展以外に海外販路が少ない状況が続いており、従来にない新たな販路開拓に対するニーズが高まっているという。

このような状況下、ロクトーナの提供する中国向けのライブコマースと、山梨中央銀行が販路開拓を支援する山梨県の宝飾業界のニーズが一致し、今回の業務提携に至った。

業務提携の内容(ロクトーナ)

業務提携の内容は、①中国本土向け販路開拓を目指す宝飾企業を、山梨中央銀行がロクトーナに紹介、②ロクトーナは紹介を受けた企業の商品を、 ライブコマースを通して中国向けに販売、③遠騰インターナショナルなどの提携事業者を通じ、正規な方法で中国へ輸送、となっている。

ロクトーナは厳しい管理・審査のもと、ライブコマースにおいて中国のさまざまな個人・法人とライブコマースに関わる契約を締結して販売網を確保しており、ライブコマースの運営と中国本土への物流を総合的に取り扱う遠騰インターナショナルの代理店を務めるなど、 中国本土への正規な方法での輸送を含めた、 安全で確実な販売サービスを提供しているそうだ。現在は東京を中心とした販売活動がメインとなっているが、年内を目標として山梨県内にライブコマースの販売スタジオを設け、より多くの山梨ジュエリーを販売していけるような環境づくりも進めていく。

New Retail Navi編集部

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