2019年10月8日8:00
マンハッタン・アソシエイツは、このほどManhattan Active Omniソリューションを日本国内で販売開始したと発表した。
日本で販売を開始するManhattan Active Omniソリューションは、小売業者が複数のチャネルを管理する上で必要になるさまざまなストア機能を、1つのプラットフォーム上で提供するという。オーダー管理と店舗におけるフルフィルメント・アプリケーションが融合されたサービスとして、次世代POSやクライエンテリングのアプリケーションなど全ての機能が単一プラットフォーム上で利用できるという。
Manhattan Active Omniプラットフォームには、Adaptive Network Fulfillment(ANF)が新たに搭載される。これは、 すべてのダイレクトオーダーで収益性を最大化するように設計された最適化プロセスであるという。ANFは、過去の店舗フルフィルメント率、ワークロードバランス、クリックから配送までの影響など、各種の運用データを活用して、フルフィルメントの個々の運用コストを融合することにより、多くの要因を反映したオーダーごとの最適なフルフィルメント・プランを作成する。さらにANFは、販売価格、セルスルー、予測されるマークダウンなどを考慮して、保有在庫から最大のマージンが得られるような計画を導きだすとしている。
また、オムニチャネル・アズ・ア・サービスのプラットフォームの一部として、次世代の店員向け統合ソリューションとして提供されるのが、Manhattan Active Storeとなる。Manhattan Active Storeは、マンハッタンのPOS、クライエンテリング、店舗フルフィルメント、店舗在庫管理などの各機能を、Windows、Android、iOS、タッチスクリーン、モバイルデバイスといったさまざまな環境において、レスポンシブルなユーザーインターフェース(UI)を通じて利用することができる。同ソリューションは、店舗でのオンラインによるダイレクト販売を迅速に実現できるよう設計されている。