渋谷スクランブルスクエア、シブヤな人々が集う施設としてARアプリ、独自決済・販促アプリを提供

2019年11月05日15:00

2019年11月1日、渋谷スクランブルスクエア株式会社は、東京・渋谷に大規模複合施設「渋谷スクランブルスクエア第1期(東棟)」を開業した。同施設は、渋谷から新たなカルチャーを発信する場となるのだろうか? 2019年10月24日に行われた同施設のメディア説明会・内覧会を取材した。

「AR 展望ガイド」をNTTドコモと共同開発

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渋谷スクランブルスクエアのショップ&レストランフロアは、213店舗のテナント数を誇る。また、14 階・45 階~屋上の展望施設「SHIBUYA SKY」、17 階~45 階のオフィス、15 階の産業交流施設「SHIBUYA QWS」、地下 2 階~14 階の商業施設で構成されている。

地下 2 階~1 階は食を中心としたフロア、3階はインターナショナルラグジュアリーブランドが並び、 2 階~11 階、14 階はファッションやビューティー、ライフスタイルグッズフロアとなる。12 階・13 階の全 17 店が並ぶレストランフロア「FOODIES SCRAMBLE」となる。

「SHIBUYA SKY」は、約 2,500 ㎡を有する屋上展望施設となり、渋谷の新たな人気スポットとなりそうだ。屋上では、NTT ドコモと「AR 展望ガイド」を共同で開発し、見える景色とその先を想像させる展望体験コンテンツを提供している。

また、「渋谷スクランブルスクエアアプリ」は、登録費・年会費無料で利用できる施設専用アプリとなる。同アプリでは、231店舗の中から、施設のキャンペーンやショップの新商品、お得なクーポンを配信する。また、利用者は、マイショップ登録でお気に入りショップの情報をいつでも確認できる。利用者は、同アプリで決済するとポイントが付与される。特徴として、来店客は決済、ポイント、クーポンの利用を同時に行うことができるという。

利用のターゲットは、シブヤな人々として、「プレミアム・パーソン」「ニューズ&ファミリー」「FREEDOM PEOPLE」、また、情報収集力の高い観光客である「CURIOUS TRAVELER」を挙げた。

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New Retail Navi編集部

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