2019年11月12日9:00
Axepta BNP Paribasは、中小企業向けの電子決済において、先端のソリューションを展開している。イタリア・ミラノで開催された「Il Salone dei Pagamenti」において、デジタルサイネージを活用して好みの洋服をセレクトできる「Magic Mirror」、QRコードによる店舗の来店、ICタグによる認識技術を活用した「INVISIBLE PAYMENTS」を紹介した。今回は同サービスについて紹介したい。
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「Magic Mirror」は、デジタルサイネージ式のタッチパネルを採用したキオスク型の端末だ。利用者は、直感的に操作でき、自身の好みに合った洋服、洋服に合ったほかのアイテムをセレクトできる。
店舗に来店した利用者はまず、バッグ、ファッション、コスチューム、スポーツなど、好みのジャンルを選択。
たとえば、ファッションをタッチすると、自身の立ち姿に合わせ、洋服を着用した雰囲気を味わえる。また、もし洋服が気に入らなかったら、画面をスライドさせることで別の洋服に切り替えることが可能だ。利用者は、複数の洋服から、自身が気に入ったものを選び、中央のカメラをクリックすると好みの洋服を撮影できる。
また、自身が選んだ洋服にあった「レコメンドアイテム」として、バッグやベルト、ジーンズがセレクトできる。
利用者は、QRコードを読み取って、Webサイトなどから商品を購入可能だ。また、店内に在庫があれば、直接購入することもできる。
なお、「Magic Mirror」は中国で製造が行われているが、まだ実証の段階だという。今後は、サイネージに決済機能の装備なども検討している。
また、「INVISIBLE PAYMENTS」のデモを実施。利用者は「Amazon Go」のようにQRコードを利用して店舗に来店し、自身が好きな商品を棚から取る。利用者は商品をそのまま持ち帰ることが可能だ。
天井にはImpinjのRFIDリーダーが備え付けられており、UHF帯のICタグを活用して商品を認識していると思われる。
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