越境ECに必要なツールを管理画面で一元管理可能に(Shopify Japan)

2021年9月15日15:40

コマースプラットフォーム、Shopify(ショッピファイ)の⽇本法⼈Shopify Japanはこのほど、越境ECに必要なツールを一元管理できる新ソリューション、Shopify Markets(ショッピファイ・マーケット)を発表した。Shopify Marketsは、さまざまな規模の事業者(マーチャント)の海外市場参入をよりしやすくし、マーケットの特定、販売の準備、立ち上げ、最適化をすべて1つのShopifyストアで行うことを可能にする。

Shopify Markets(Shopify Japan)

Shopify Marketsでは、数回のクリックで新しいマーケットを開拓し、より多くの世界中の顧客に対してビジネスを展開することが可能だ。また開拓した各マーケットを1つのダッシュボードで管理し、ビジネス全体を包括的に見ることができるという。

さらに、オンラインストアの言語や通貨を購入者に合わせてローカライズすると、コンバージョンがそれぞれ13%と40%と大幅に増加することが判明しているそうだ。事業者が地域を超えて消費者に価値のある体験を提供できるよう、Shopify Marketsは事業者が簡単に以下をカスタマイズできるようにサポートする。

Shopifyは、事業者が新しい地域でいつ、どこで、どのように販売することが最も効果的か、世界中の170万以上の事業者のデータに基づいたインサイトを提供する。またスマート設定では、越境EC専門のチームに頼らずとも、効果を最大化するための設定を自動で最適化することが可能だ。例えばShopifyは、各マーケットでどの支払い方法を使用すると最もコンバージョンが高いかを把握し、チェックアウト時に自動的に最適な支払い方法を表示する。

また、事業者は、1つのオンラインストアからシームレスに各マーケット向けにローカライズされた店舗を作成することができる。つまり、事業者はすべての越境ECをShopify管理画面の一カ所で管理することができ、日本だけでなく、その他1つの国あるいはアジア全体といった地域など、それぞれのマーケットに合わせた消費者体験を提供することができるという。

New Retail Navi編集部

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