2021年2月3日7:00
インタセクト・コミュニケーションズは、中国のECプラットフォーム(WeChat)を利用した越境ECサイトにおいて、岐阜県内の酒造会社が醸造する日本酒の中国消費者向け販売を開始した。
WeChatのミニプログラムを用いて海外販路の拡大支援を行う事業は、自治体としては国内初の事例となるそうだ(2021年02月02日現在)。販売期間は、2021年2月1日~2月28日までを予定している。
具体的には、WeChat内に岐阜県産品販売特設サイトを開設し、岐阜県内の事業者から募集した県産品を販売する。また、販売期間中、県産品事業者様が出演するライブコマースも実施し、県産品の魅力を発信するとともに販売促進を図るそうだ。
なお、岐阜県「海外ECサイト(中国)による県産品販路拡大事業」は、海外ECサイト(中国)へ岐阜県の県産品を出品することで、新たな需要の喚起、拡大を図り、併せて販売実績を分析し、現地での消費動向の把握、販売プロモーション手法等のノウハウ蓄積により県内企業の海外展開を支援するものだ。同事業において、同社およびインサイト(北海道札幌市)の2社が共同体として受託した。