2021年5月21日17:48
オンライン接客システム「LiveCall(ライブコール)」を提供するスピンシェルは、ニトリが展開する「ニトリのリフォーム」向けに、オンラインとリアル店舗を融合したOMO体制の構築を支援したと発表した。LiveCallを通してニトリの利用者は、たとえ「ニトリのリフォーム」のショールームが近所になくても自宅からリフォーム相談ができたり、店舗スタッフがすぐに対応できない場合には店頭設置タブレットから別のショールームにいるスタッフに相談ができるようになる。
利用者は、タブレットに表示されたメニュー画面から希望のショールームを選ぶと、そのショールームのスタッフがビデオ通話で接客してくれるので、リモートであっても専門知識を持ったスタッフから詳しい案内を受けることができるという。
「ニトリのリフォーム」のウェブサイトとLiveCallを連携することで、ブラウザからそのままショールームの専門スタッフとのビデオ通話ができる。リフォームしたい空間をビデオ通話でスタッフに見てもらえるので、必要な寸法やおすすめの配置など、より的確なアドバイスを受けることができるそうだ。オンライン接客を何回か重ねながらリフォーム案が固まった段階で来店できるため、何度もショールームを訪れることなくリフォームの申し込みをすることができる。
店頭設置タブレットとウェブサイトでのオンライン接客は、 LiveCallの共通基盤で構成されているため、1つのシステムで店舗向けとオンライン向けの接客が完結する。
なお、「ニトリのリフォーム」のオンライン接客は、宮城、福島、千葉、埼玉、東京、神奈川、岐阜、愛知、和歌山、奈良、大阪、兵庫、岡山、福岡、佐賀、長崎の16エリアで展開中だ。