ペットボトル減容回収機「ボトルスカッシュ」が茨城県行方市内のセブン-イレブン全店舗に納入(寺岡精工)

2020年7月30日18:18

寺岡精工は、ペットボトル減容回収機(製品名:Bottle Squash/ボトルスカッシュ)を、茨城県行方市内のセブン-イレブン店舗に納入し、2020年6月24日から稼働を開始した。

ペットボトル減容回収機「Bottle Squash(ボトルスカッシュ DRV-100T)」(寺岡精工)

霞ヶ浦・北浦を始めとする地域の環境保全を進める行方市では、持続可能なまちづくりの一環として、ペットボトルの回収を通じて市民のSDGsに対する理解促進を進めるために、セブン-イレブン・ジャパンと連携協力し、行方市のセブン-イレブン全店(2020 年 6 月末現在:9 店舗)に同社製ペットボトル減容回収機を設置した。これまでもセブン-イレブンは、循環型社会の構築やプラスティック対策のため、同社製ペットボトル減容回収機を東京都と埼玉県、および沖縄県内の約350店舗(2020年5月末現在)で、“Bottle to Bottle”のリサイクルを推進している。

同社製ペットボトル減容回収機「ボトルスカッシュ」は、ペットボトルを投入すると機内で圧縮することで、回収輸送の回数削減と、それに伴う排ガスと輸送コストを抑制する効果が期待され、昨今の環境需要の高まりから流通小売業を中心に、自治体、公共施設など幅広い業界から問い合わせが増えてきているという。

行方市内のセブン-イレブン店舗へ納入されたタイプは、幅広い層の人に投入を促す目的から、子どもや背の低い高齢者でもペットボトルを投入できるよう、投入口を約120cmの高さに設定した。コンパクトな箱型タイプでありながら、収納力は通常タイプより 55%アップとなる1機あたり小型ペットボトル約280 本の回収を実現し、店舗従業員の回収負担を軽減させる。また、同社独自のプレ裁断圧縮方式を開発・採用し、減容したペットボトルを膨らみにくい状態に保ち、ペットボトルの飲み口部分を欠落しないように減容することもできる。同回収機で減容したペットボトルの形状はリサイクル材として日本で初めて意匠登録され、その圧縮性能が注目されている。

New Retail Navi編集部

New Retail Navi編集部

流通やコマース動向、テクノロジーやマーケティングの最新動向を紹介しています。

関連記事

最新情報

PAGE TOP