NRIが「Oracle Dedicated Region Cloud@Customer」を採用(日本オラクル)

2020年7月9日17:10

日本オラクルは、2020年7月9日、野村総合研究所(NRI)が、金融、小売、流通などさまざまな業種向けに展開するミッション・クリティカルかつ大規模なビジネス・プラットフォームの運用クラウド環境として、「Oracle Dedicated Region Cloud@Customer」を採用したと発表した。 第1フェーズとして、 資本市場で約70%のシェアを持つ金融業向けSaaS型ソリューションのオンプレミス環境からNRIのデータセンターに設置された「Oracle Dedicated Region Cloud@Customer」への移行がスタートする。今回の導入により、NRIは自社のデータセンター内で統制を確保しつつ、オラクルから第2世代パブリック・クラウドで提供される全サービスを利用することができる。今回の「Oracle Dedicated Region Cloud@Customer」も全世界で最初の採用となるそうだ。

オラクルは、 「Oracle Cloud Infrastructure」のリージョンを顧客内データセンターに設置する「Oracle Dedicated Region Cloud@Customer」という新しい提供形態を提供する。これにより、顧客が築いている統制を担保しながら、ベアメタル・コンピューティング、VMおよびGPU、「Oracle Autonomous Database」、「Oracle Exadata Cloud」などのオラクルの第2世代クラウド・サービス、「Oracle Cloud Infrastructure Container Engine for Kubernetes」などのコンテナ・ベースのサービス、「Oracle Data Flow」などの分析サービスなど、オラクルのすべてのクラウド・サービスを利用可能にする。

New Retail Navi編集部

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