LINE WORKSと予約一元管理システム「かんざし」が連携(ワークスモバイルジャパン/パシフィックポーター)

2020年7月6日12:00

ビジネス版LINE「LINE WORKS」を提供するワークスモバイルジャパンと、理美容サロン専用予約一元管理システム「かんざし」を提供するパシフィックポーターは、このほど理美容サロンの予約管理・リピーター獲得を支援する「LINE WORKS」と「かんざし」の連携ソリューション「Reserve Tech for LINE WORKS」の提供を開始した。

「Reserve Tech for LINE WORKS」では、「かんざし」データベースに保管されている予約情報(自社サイト及び各種理美容関連情報サイトからの予約を集約した情報)を「LINE WORKS」のトーク画面上で閲覧することができるため、スタイリストはスマートフォンを活用し、いつでもどこでも予約状況を確認することが可能になる。また、「LINE WORKS」から「かんざし」のデータベースにアクセスし、「LINE WORKS」のトーク画面上から新たな予約登録も可能だ。これまで理美容サロンでの予約管理業務は、多くの場合、店舗内にある限られた台数のPCで行う必要があったが、スタイリスト全員のスマートフォン上で予約管理業務が完結できるようになることで業務効率の向上を実現するという。

予約状況確認や新規予約登録がスマートフォン上で完結(ワークスモバイルジャパン/パシフィックポーター)

また、「LINE WORKS」のトーク画面上から「かんざし」データベースへの顧客情報登録が可能になる。これによりスタイリストは、顧客に関するお知らせをトーク画面上で確認することができる。

また、スタイリストは、「LINE WORKS」アカウントで顧客のLINEを友だちに追加し、合わせて次回来店時期の目安・来店促進のためのメッセージを登録しておくと、自動かつ最適なアプローチタイミングで来店促進メッセージを顧客に送ることが可能になるとしている。同メッセージは、「店舗から」ではなく「スタイリストから」のメッセージとして顧客に届けることができる。

さらに、「Reserve for LINE WORKS」では、LINE上で企業の自社サービスを提供可能にするウェブアプリケーション「LINEミニアプリ」を活用する。これにより、理美容サロンはLINE上に予約ページを設置することができ、顧客のLINEから予約を受け付けることが可能になる。スタイリストの「LINE WORKS」から、顧客のLINEへ「LINEミニアプリ」を活用して予約案内を行うことも可能で、顧客によるLINE上からの予約が容易になることで、スタイリストによる自社のオーガニック予約の活性化が期待できる。

顧客はアプリのダウンロードをせずLINE上から担当スタイリストの空き日程を確認し、日時を選択するだけで予約が完了する。顧客・スタイリスト双方の予約調整業務の時間を大幅に削減できると共に、LINE上の予約も「かんざし」の予約データベースとの連携により一元管理された予約表が参照されるため、サロンは重複予約などのトラブル防止につながるとしている。

なお、「LINEミニアプリ」を活用した予約連携については提供準備中だ。

New Retail Navi編集部

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