2020年6月25日11:44
KDDIは、KDDIの海外現地法人であるKDDIアメリカが、2020年7月8日から、SMS、RCS 、チャットアプリ (LINE、Facebook Messenger、WhatsAppなど)、チャットボット、IVR (自動応答システム)、Eメールなど、さまざまなコミュニケーションツールを組み合わせることにより、企業から利用者へメッセージを確実に届けることを支援する「オムニチャネル配信サービス」 の提供を開始すると発表した。
同サービスでは、従来の紙媒体でのダイレクトメッセージの置き換えや、チャットボット活用によるお問い合わせ対応の一部自動化などにより、コスト削減やオペレーション負荷削減も期待できるという。
特長として、複数のコミュニケーションツールを組み合わせることで、メッセージが届かなった場合に自動で他のツールから配信することが可能になり、到達率の向上による確実なメッセージ配信を実現する。また、送受信どちらからでも利用者とのコミュニケーションを開始することができるため、チャットボットによるカスタマーサポートなど、多様な双方向コミュニケーションを実現するそうだ。さらに、到達率などの配信結果だけでなく、開封率やメッセージに添付されたURLのクリック率など、利用者の反応も見える化でき、効果検証や次のアクションに向けた改善にも役立つとしている。
そのほか、テキストメッセージだけでなく、画像・動画・音声などの利用や、日本語・英語を含めた多言語にも対応しており、利用者へのさまざまなアプローチを実現するそうだ。