生活インフラ6業種にAI清掃ロボット「Whiz」と「施設清潔度診断サービス」を無償提供(ソフトバンクロボティクス)

2020年4月15日18:25

ソフトバンクロボティクスは、昨今の菌やウイルスへの対策意識や清掃業務に関するニーズの高まりにより、 清掃業界や清掃員への負荷が高まっていることを受けて、 医療施設などの生活インフラとされる6業種を対象に、AI清掃ロボット「Whiz(ウィズ)」と科学的な清掃方法の確立をサポートする「施設清潔度診断サービス」を無償で提供すると発表した。

対象施設は、①医療施設、 隔離施設、②介護施設、③官公庁、金融機関、④小売(スーパーマーケット・ドラッグストアなど)、⑤駅、 空港、⑥工場、物流、となる。

ソフトバンクロボティクスは、「Whiz」の提供を通じて、清掃業界が抱える人手不足や清掃業務の効率化といった課題解決に取り組んできた。また、「隠れダスト」の存在や、床の清掃具合と空気中の清浄度(浮遊菌量)に相関性があることなど、清掃に関してあまり認識されていない現状を改善するために、科学的な清掃方法の構築を推進してきた。

ソフトバンクロボティクスが行った清掃従事者を対象とした市場調査では、「現環境下で求められる清掃品質や清掃業務内容に変化があった」という回答が約56%、また「現環境下での清掃業務に恐怖や不安を感じる」という回答が約57%となるなど、物理的な作業負荷だけでなく心理的な負荷増大も顕著になっている。特に生活インフラとされる施設では清掃へのニーズが高いため、清掃への負担もより大きくなっているという。

New Retail Navi編集部

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