「Synergy!」のメール配信機能にABテスト機能を追加(シナジーマーケティング)

2020年4月1日18:30

シナジーマーケティングは、企業と顧客のよりよい関係づくりを支援するサービス「Synergy!(シナジー)」のメール配信機能にABテスト機能を追加したことで、より企業からのメール配信の効果を高める機能を拡充したと発表した。

企業は顧客とのメールコミュニケーションにおいて、日々の配信結果を活用し、コンテンツの改善を繰り返すことが重要だ。しかし、改善を繰り返し行うには、手間がかかり、改善施策がスピーディに実施できない、という意見をもらっていた。そこで、メールの開封・クリックから効果が高いコンテンツを自動で採用し、配信を最適化できる機能を搭載したという。

Synergy!のABテスト機能は、簡易な操作フローで効果を最大化できるメールが自動で配信でき、その結果を確認できる(シナジーマーケティング)

ユースケースとして、通販業界向けのメールクリエイティブによる売上の比較では、おすすめ商品をいくつも並べたメールと、ECサイトへの誘導をメインにしたメールの場合、どちらがより多く売上に貢献したかを測定し、配信するコンテンツの改善に活かすことができるという。

また、マンション購入検討者向けの件名の変更による開封率の比較では、件名に「締め切り迫る!●月●日まで」と内覧会の日付をいれる場合と、「今なら●●プレゼント」とノベルティの訴求をする場合のどちらが開封が多いか測定し、件名の改善が実施できる。得られた知見は、内覧会の再訴求や他の物件の訴求にも活用できるとしている。

New Retail Navi編集部

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