「イオンスタイル有明ガーデン」、レジに並ばない「レジゴー」都内初導入(イオンリテール)

2020年3月23日18:31

イオンリテールは、2020年4月24日、「イオンスタイル有明ガーデン」をグランドオープンすると発表した。同店は「有明ガーデン(東京都江東区)」の中核施設「住友不動産ショッピングシティ 有明ガーデン」1階に出店する。

“レジに並ばない”買い物スタイル「レジゴー」(イオンリテール)

同店が立地する「有明ガーデン」は、総戸数約1,500戸のタワーマンションが計画されている。同エリア内にはホテルや劇場なども展開することから、住民に加え、国内外からの来訪も期待されている。都心への好アクセスから同エリア周辺では、マンション開発が多数計画されている。その規模は2020年に1.5万人、2030年には3.8万人と30代~40代ファミリー層を中心に大幅な人口増加が見込まれている。こうしたなか同社は“都市部で生活する人々のニーズ”に対応する「イオンスタイル」を展開するそうだ。

日常で必要な商品に加え、店舗から2kmの豊洲市場から仕入れた鮮魚や野菜、ちょっぴり贅沢な「こだわり」の商品、さらにはイベント・観光需要を見据え、歩きながら片手で食べられる“ワンハンド”商品を拡充し地域特性に対応する。また、店内で購入した商品やできたての味をその場で楽しむイートインスペース「ここdeデリ」では約100席を展開し、多様な「食」のスタイルに対応する。

さらに、顧客利便性向上と楽しい買い物体験の実現を目指す一環として、利用者自身が専用スマホで商品をスキャン、専用レジで会計をする「レジゴー」を都内で初めて導入する。また、天井から設置する安全カメラを活用し、品揃えの改善や買い物しやすい売場作り、さらなるレジの待ち時間短縮など、買い物環境向上に向けた実証実験を開始するという。

同社では、“30~40代のファミリーや単身世帯が多く住む人口増加エリア”を「都市型」と定義し、「イオンスタイル有明ガーデン」を1つのモデルとして、今後、都市部の店舗展開を行う。都市型「イオンスタイル」は、店舗規模と地域ニーズに基づき、食品をベースに品揃えやサービスを設定し提供するそうだ。

New Retail Navi編集部

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