2020年2月25日11:00
ダイレクトソリューションズは、AIアウトバウンド(セールス)の新サービスを開発し、 JFRカードに採用され、今春より大丸松坂屋カードを持つ一部の顧客に保険商品の案内の日本初となるテスト展開を開始すると発表した。
AIを活用したアウトバウンドシステム(アプリケーション)はすでに発売されているが、実際にセールスのテスト展開を実施するのは日本初となる。
同サービスは、顧客に役立ててもらえる保険商品について、自動架電により、AIが顧客と対話応答を行い、案内意向を聞いたうえで、興味のある人をオペレーターにつないで保険商品の案内をするサービスとなる。
顧客との応対については、音声認識、音声合成、対話応答技術により、AIが顧客と対話し、オペレーターへの取次ぎ、後日架電の可否を聞き、終話などを、予め用意した対話シナリオにもとづいて細やかに対応するとしている。
同サービスのコアとなる「対話シナリオ・フロー」については、初めてAIの電話に接する顧客の不安解消を第一に考慮するとともに、累計6,630万件の団体保険マーケティング取扱実績を持つダイレクトソリューションズのダイレクトマーケティングの知見を投入し、その対応に最適な製品として東芝デジタルソリューションズのコミュニケーションAI「RECAIUS TM(リカイアス)通話エージェント」およびソフツーのクラウドコールセンターシステム「BlueBean(ブルービーン)」を採用、両社をパートナーとして同サービスを開発した。
同テスト展開の結果を踏まえまして、 拡大展開について検討を進める予定だ。