ユーザー行動分析ツール「Amplitude」の日本総合代理店に認定(ロケーションバリュー)

2019年12月17日12:00

ロケーションバリューと、米国・Amplitude, Inc. (アンプリチュード)は、プレミアム・パートナーシップ契約を締結し、行動分析ツール「Amplitude」の日本国内での総合代理店に認定されたと発表した。

握手を交わすロケーションバリュー CEO河野(左)とAmplitude CEO スペンサー氏(右)(ロケーションバリュー)

ロケーションバリューは、公式アプリ開発サービス「ModuleApps(モジュールアップス)」を通じて、実店舗を持つ国内大手企業などへ公式アプリの開発から運用、分析、改善までを一気通貫で提供している。デジタルマーケティング分野において顧客のLTV(ライフタイムバリュー)の向上が注目され、自社製品・サービスのユーザー行動分析が重視される中、従来の「BI(ビジネスインテリジェンス)ツール」では要因分析に限界があり、かつ分析技量取得者などの一部の遂行力のある人員に業務が限られていたそうだ。

Amplitudeは、多くのアナリティクスが採用している「セッション軸」でなく、「ユーザー軸」でユーザー行動を分析できるようにフレームワーク化することにより、複雑なユーザーの行動分析が、容易かつ効率的に実現できる特徴を持っているという。つまり、LTV向上をめざす上で欠かせない、ロイヤルカスタマーにフォーカスした分析が可能となるため、 サービス改善や効果的な施策立案ができるという。

具体的には、イベントタグを埋め込むことにより、アプリ・WEB・オフライン等チャネル横断でのユーザー行動把握が可能だ。また、サービス内における購買に至るまでのユーザー遷移が可視化できることから、離脱ページの特定ができる。さらに、ロイヤルカスタマーの行動ペルソナを自動生成し、グロースの鍵となるキーアクションを特定可能だとしている。さらに、従来は時間と人がかかっていたユーザー軸での分析が瞬時に実施できる。

ロケーションバリューはAmplitudeの日本総合代理店として公式トレーニングに参加し、認定資格者を有しており、Amplitudeの使用契約から導入支援、分析運用まで、一貫してサービスを提供可能なグロース支援体制を確立しているという。

New Retail Navi編集部

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