ネットとリアルの融合システム「デジタル・ラボ」を郊外店に導入拡大(青山商事)

2019年12月11日20:20

青山商事は、ネットとリアルの融合システム「デジタル・ラボ」を、地方郊外店である「洋服の青山」の「フレスポ能代店」・「鶴岡店」・「いわき平店」・「郡山桑野店」・「岡山大安寺店」・「松山店」の6店舗に導入し、2019年12月2日から順次運用を開始している。「デジタル・ラボ」の地方郊外店への導入は今回が初となり、これにより導入店舗数は「洋服の青山」で29店舗となる。

デジタル・ラボの案内イメージ(洋服の青山 岡山大安寺店)(青山商事)

「デジタル・ラボ」は、ネットの在庫数とリアル店舗の接客サービスの両メリットを生かしたシステムとなる。導入店の店内には、同社のECサイトと連動するタッチパネル式の大型サイネージやタブレット端末を複数設置し、来店客はこれらの端末を通して、ECサイト上にある約1,000万点以上の在庫から好みの商品を選ぶことができる。同社のECサイトは店在庫とも連動しているため、「デジタル・ラボ」の導入店では「洋服の青山」約800店舗にあるすべての在庫を確認することが可能だ。

利用者は店在庫をゲージ見本として試着や採寸を行うため、実際の商品の色柄や着心地などを確認した上で購入することができる。会計は店で行うほか、商品は自宅に配送となるため、購入後は手ぶらで帰ることができ、後日店に商品を引き取りに行く手間も不要となるとしている。

「デジタル・ラボ」の導入店では、同じ色柄の商品をサイズ別で保有する必要がなく、限られたスペースで多くの種類を陳列できることから、現在は主に都市部の売場面積100坪未満の狭小店を中心に導入している。今回は初めて郊外の売場面積200坪以上の大型店に導入するが、この目的はスーツ売場の一部を縮小してジャケットやカジュアル商品の売場を拡充するほか、今後はオーダースーツブランドやビジカジ商品の訴求コーナーの設置なども検討していき、より魅力ある売場を目指す。

New Retail Navi編集部

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