2019年12月11日7:00
楽天は、提供するディスプレイ広告の運用型広告配信プラットフォーム「RMP – Trading Desk」と「RMP – AdRoll」をブランド統合し、2019年12月6日より「RMP – Display Ads」として提供を開始した。
「RMP – Display Ads」は、「認知」から「購買」、「ファン化」まで、消費者行動のすべての段階に対応したフルファネルでの広告配信を行うことができる、ディスプレイ広告の運用型広告配信プラットフォームであるという。同プラットフォームは、これまで楽天が提供していた運用型広告配信プラットフォームである「RMP – Trading Desk」と、リターゲティング広告をはじめとするパフォーマンス広告の配信プラットフォーム「RMP – AdRoll」の2つをブランド統合したもの。企業は、潜在顧客にアプローチする「プロスペクティング広告」から、サイトへの再訪を促す「リターゲティング広告」まで、フルファネルでの広告配信を一気通貫で実施することが可能となる。
また今後、1億以上の楽天会員をはじめとするユーザーに対して、重複した広告配信の削減を図っていくとともに、AIエージェント「Rakuten AIris」を活用し、機械学習を用いた独自のアルゴリズムで消費行動を解析することによって実現可能な、実際の趣向に近い商品の広告配信などによって、より快適な広告接触の提供を目指すとしている。企業に対しても、オフラインでの購買データ等を分析したレポーティング機能を提供できるようにするなど、 順次機能を拡張していく予定だ。