「Oracle Data Cloud」に購買データを連携へ(True Data)

2019年11月29日7:00

True Data(トゥルーデータ)と日本オラクルは2019年11月14日、データに基づいたデジタル広告枠のリアルタイムな自動買い付け(プログラマティック広告)のための国内リアル店舗購買データとオラクルが提供する「Oracle Data Cloud」を連携すると発表した。

これによりユーザー企業は、ドラッグストア、スーパーマーケットのオフライン購買データを活用した、オンライン広告配信のターゲティングが可能になる。「Oracle Data Cloud」が日本国内のリアル店舗購買データを連携するのは、今回が初となる。

トゥルーデータは、全国のドラッグストア、スーパーマーケット約6,000店舗における延べ5,000万人規模の購買情報(ID-POSデータ)をもとに統計化したデータを 、「Oracle Data Cloud」のサードパーティー・データ・マーケットプレイスに2019年12月より連携する。「Oracle Data Cloud」上で、カテゴリ(140カテゴリ以上)、メーカー(290メーカー以上)、ブランド(660ブランド以上)を選択すると、実際の購買結果に基づき、自動的に購入の可能性が高いユーザー層が導き出され、より効果的なオンライン広告配信に役立てることに加え、これまでは困難だったオンライン広告とオフライン売上の関連性を高める仕組みとして期待されるという。なお、同データはオラクルのDMPである「Oracle BlueKai」や主要なDSPから利用が可能となる。

 

New Retail Navi編集部

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