2019年11月18日7:00
ウフルは、アソビシステムなどと共同で、ブロックチェーンを活用した地域来訪者コミュニティアプリ「YOKANE(ヨカネ)」を開発し、福岡市天神地域において実証実験を開始したと発表した。
YOKANEは、地域ごとにトークン化された「体験の経済圏を創出する」という地域来訪者コミュニティアプリとなる。トークン単位としての“Yokane”は、 ユーザーの興味関心や感謝の度合いを表する。ユーザーは自らの投稿にトークンを付与することで興味関心の度合いを表現し、より多くのトークンを付与することで投稿を目立たせることができるという。また、他のユーザーに対してその活動に共感・感謝しているという意味でトークンを付与することもできる。トークンは実際の店舗に設置されているQRコードを読み取るか、他のユーザーから贈られることで獲得することができる。
現在は福岡市において、約900店舗と連携して、実証実験を行っている。ここで得られた結果を踏まえ、体験データを活用した地域活性化に貢献する新しいサービス開発に取り組むことを目指すという。