大相撲九州場所でスタジアム・アリーナ向けソリューション「売り子―ル」テスト導入(ウフル)

2019年11月11日10:55

ウフルと公益財団法人日本相撲協会、キリンホールディングスは、共同で2019年11月10日より福岡国際センターで開催されている「大相撲九州場所」にて、スポーツ×IoT事業で開発したスタジアム・アリーナ向けソリューション「売り子ール」をテスト導入すると発表した。

「売り子―ル」(ウフル)

従来、大相撲の場所では、相撲案内所の「お茶子」が、来場者を座席まで案内したり、飲物や食事を座席まで届ける「お茶屋サービス」が存在する(東京・大阪・名古屋場所のみ)。今回、九州場所での新たな取り組みとして、「お茶屋サービス」をデジタル手法を介して実現するために「売り子―ル」を大相撲九州場所にテスト導入することになった。

マスA席、マスB席の導入エリアを対象として、「売り子―ル」を利用し、キリンビールの「キリン一番搾り」やお弁当などの食べ物を、席まで係員がデリバリーする。

なお、売り子―ルはスタジアム・アリーナでのスポーツ観戦中に、スマートフォンから好きな商品を注文し、座席までデリバリーをしてもらうことができるシステムとなる。メニューにはビールをはじめとした飲み物に加え、食べ物やグッズをラインナップすることが可能だ。アプリダウンロード、会員登録、座席番号入力が不要で利用できる。売り子―ルは、スタジアム・アリーナに加え、ビアガーデンやフードコート、ホテル、特急電車などのサービス提供にも応用可能だ。

New Retail Navi編集部

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