位置情報マーケティングプラットフォームを一般開放へ(Cinarra Systems Japan)

2019年10月8日12:00

Cinarra Systems Japanは、2019年12月1日から、定額制で利用可能な位置情報マーケティングプラットフォーム「Real Audience Marketing Suite」を一般開放すると発表した。これに伴いユーザー自身がプラットフォームを操作することで、 24時間いつでも設定やレポート抽出が可能になる。

「Real Audience Marketing Suite」(Cinarra Systems Japan)

同社では、店舗集客においてモバイル広告の重要性が増すなかで来店計測を軸とした位置情報マーケティングプラットフォーム「Real Audience Marketing Suite」を提供している。

「Real Audience Marketing Suit」は、集客施策の実行、来店計測、分析ができる位置情報マーケティングプラットフォームとなり位置情報モバイル広告配信と来店計測が可能な広告配信サービス「Real People ( リアルピープル)」、GoogleやYahooを始めとした第三者広告の来店計測サービス「Real Sight ( リアルサイト)」、オウンド Webサイトの来店計測サービス「Vital Sight ( バイタルサイト)」、来店者のデモグラ・居住地・ペルソナ分析が可能な店舗分析サービスおよび2地点間の移動も計測が可能な「Venue Vitalics  ( ベニューバイタリクス)」、リサーチパネルを位置情報でスクリーニングが可能な調査サービス「Location Based Research ( ロケーションベースリサーチ )」を提供している。

以前は個別要件ごとにレポートを集計していたため、 提供がオンタイムで行われず得られたインサイトを次回の施策活かすことが難しいという課題があったが、今回の開発によりユーザーはReal Sight・Vital Sight・Venue Vitalicsのレポートを24時間いつでもプラットフォーム上から閲覧できるようになる。またプラットフォーム上でレポート切り口をリアルタイムに変更ができるようになる。

同プラットフォームは月額定額制のサブスクリプションプランで提供を行い、規定範囲内であれば使い放題となる。金額は店舗数で変動する価格体系となっているため、地場に根付いたビジネスから全国展開を行っているチェーンビジネスまで幅広い事業者への提供を想定している。

New Retail Navi編集部

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