2019年10月3日12:00
Supershipは、中国EC大手のJD.comを運営する京東集団のグループ会社である「京東クラウド」との協業第1弾として、中国大手IT企業Tencent(テンセント)と中国の検索エンジンを提供する百度(バイドゥ)などのAd Exchange(アドエクスチェンジ)との連携を行う中国向けディスプレイ広告配信プラットフォーム「京東CLOUD MATRIX 智点(チテン)」の提供を開始したと発表した。
Supershipは、月間3億人以上のアクティブ顧客数を誇る中国ECサイト「JD.com」を運営する京東集団のグループ会社である京東クラウド(JD Cloud)が運営する広告配信プラットフォーム事業において、日本で唯一の公式パートナーとして、Supershipの持つデータの活用および運営ノウハウを提供しているという。
このほど提供を開始した「京東CLOUD MATRIX 智点」は、「ScaleOut DSP」をはじめSupershipが提供するさまざまな広告配信プラットフォームの開発・運用ノウハウに加え、 京東グループが有するビックデータ解析能力をはじめとするアセットを組み合わせることで、中国人顧客への効果的なマーケティングプロモーションを実現する広告主向け広告配信プラットフォームとなる。
「京東CLOUD MATRIX 智点」を活用した広告配信は、日本企業による中国現地でのプロモーション強化や、越境EC事業の強化において高い効果が期待できることに加え、独自のデータ解析技術により「訪日予兆データ」といった、 “旅マエ”の中国人顧客に対するターゲティングや、「出産予兆データ」といったベビー業界特化型データなどの予兆データを作成することができるという。