2020年7月30日18:12
True Data (トゥルーデータ)は、企業や団体等を対象に、地域の生活者の特徴を多角的な視点で表すビッグデータサービス「KURASHI360(TM)(読み:クラシサンロクマル)」の提供を開始すると発表した。同サービスは、同社が保有する全国ドラッグストア、食品スーパーマーケットにおける統計化した購買データ(ID-POSデータ)を軸に、国勢調査などの統計データ、移動情報などデータパートナーシップにより連携された関連データなど、同社が収集・整備したさまざまなデータを掛け合わせて提供する。第一弾として、2020年8月3日から、「生活購買データ」、「食データ」、「自動車データ」の3種類でスタートし、今後徐々にラインアップを拡大していく予定だ。

生活購買データは、日用品、化粧品、OTC医薬品などの実購買データをもとに、「洗剤の購入金額」、「ドリンク剤の購入個数」などさまざまな粒度のカテゴリ単位で集計した情報から、 地域の生活購買傾向を表す。
食データは、食品の実購買データや、移動データによる外食の傾向などから、好みの食材や、調味料の使用傾向、好みの味などについて、地域ごとの傾向を表す。
自動車データは、自動車の実保有データなどをもとに、メーカー、車種、燃料タイプ(ガソリン、ハイブリッド、EV)、ボディタイプ(セダン、SUV、ミニバン、コンパクトカー)などの項目で地域ごとの傾向を表す。
「KURASHI360」は、 郵便番号単位で地域の傾向を数値化する。 企業が保有する自社データや地域独自のデータを掛け合わせることで、 カスタマイズした分析を提供することも可能だ。