「手間いらず」との連携でインバウンド集客支援を強化、料金・在庫状況の更新や予約一元管理(タイムデザイン)

2020年1月6日9:10

カカクコムグループのタイムデザインは、国内のホテルに対する訪日外客の集客支援強化を目的に、同社が提供する「グローバル・ダイナミックパッケージ・プラットフォーム」と、 手間いらずが提供する予約サイトコントローラー「TEMAIRAZU」シリーズとの連携を開始した。これにより、ホテルでは作業の効率化が期待できるとともに、在庫管理や料金管理などの管理コストを抑えることができるという。

ホテルは「TEMAIRAZU」を通して「グローバル・ダイナミックパッケージ・プラットフォーム」に掲載されている料金・在庫状況の更新を行えるようになり、手間をかけずに宿泊プランと航空券を組み合わせて販売できるようになるという。また、ホテルは「グローバル・ダイナミックパッケージ・プラットフォーム」からの予約も「TEMAIRAZU」にて一元管理できるようになる。

なお、「グローバル・ダイナミックパッケージ・プラットフォーム」は、ホテル公式ウェブサイト内で、宿泊プランと航空券をセットで購入できる。これにより、予約時の利便性が高まり、 ブランドロイヤリティ向上に繋がるという。また料金体系は、宿泊料金に対して12%のシステム利用料となり、初期設定費用・月額固定費用などはかからない。これは、海外OTAにおけるダイナミックパッケージの予約手数料の半分程度の金額となるそうだ。

さらに、航空券販売に関してはGDSやグローバルアグリゲーター、 LCC専用のプラットフォームと接続しており、世界中の航空券との連携が可能だ。また、ホテルとの接続方法については、TEMAIRAZU(手間いらず社)、SynXis(セーバーホスピタリティソリューションズ社)、Derbysoft Go(ダービーソフト社)、TL-リンカーン(シーナッツ社)と連携している。

New Retail Navi編集部

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