2019年12月27日19:55
バロックジャパンリミテッドは、新中期経営計画の柱である「ニューリテール」施策の一環で、自社ECサイト「SHEL’TTER WEB STORE」と同社主力ブランドのMOUSSY(マウジー)・AZUL BY MOUSSY（アズール バイ マウジー ）・SLY（スライ）の全直営店舗で連携強化施策の運用をスタートした。
同連携により「ECサイト上での店舗在庫表示」・「店舗用在庫と自社通販在庫の自動連携」・「EC在庫の店舗決済」が可能になった。
同社では、ECと店舗を分け隔てなく、顧客が必要なタイミングで、購入しやすいチャネルの選択ができる環境を整備し「商品検討」「決済」「商品受け取り」の利便性向上を図ることを目指している。自社ECサイト「SHEL’TTER WEB STORE」上では、商品が置いてある最寄りの店舗と在庫状況を表示が可能になった。
また、システム上、今までは分かれていた、店舗用在庫と自社EC在庫の自動連携を行い、在庫効率の向上を図るという。さらに、対象店舗にタブレット端末を設置し、店で欠品している商品がECにあれば端末上で購入・決済が可能になり、商品を自宅に届けるシステムであるそうだ。
今回の連携強化施策は2020年1月以降も対象ブランドを増やしていく予定だ。また今後は「SHEL’TTER PASS」アプリを通じた顧客データやRFIDなどを使い、商品データを分析・活用しさまざまなデジタルテクノロジーを組み合わせながら顧客体験（UX）の向上を目指すとしている。
