2021年9月13日17:24
日本電気(NEC)は、サブスクリプション型のPOSシステム「NECモバイルPOS」が、2021年7月のVer2.38.0リリースにてNECモバイルPOS Ver.2リリース後通算200機能のバージョンアップを達成したと発表した。
「NECモバイルPOS」は、大手飲食事業者を中心に1,000社以上に導入されているサブスク型POSレジアプリだ。基本的なPOSレジとしての機能に加えて、リアルタイムでの売上/マスタ管理、クレジット・電子マネー決済、ポイントサービスなど、クラウド型サービスであるメリットを活かした各種外部サービスとの連携をしている。
2021年にアップデートされた機能として、売上や入店状況にくわえ、材料費や人件費、固定費などの経費を集約し、リアルタイムな一元管理を実現するNECプラットフォームズ提供の本部システム「FoodForontiaPro SA」と連携できるようになった。マスタデータは、最短5分間隔で連携できる。
また、マルチ決済カードターミナル「INFO(JT-C16)」、および、決済業務・マルチサービス対応の据置型業務端末「CAFIS Arch(JT-C31W)」と連携できるようになった。さらに、各種決済端末との連携時に、設定が必要となる項目をまとめた画面を新設。マルチ決済端末連携の場合は、表示不要なマネー種別の非表示設定を行えるそうだ。
そのほか、イデアレコードの注文取りまとめサービス「GATE」と連携できるようになった。「GATE」で受注したテイクアウト/デリバリーは、POS上で二度打ちせず会計処理ができる。
そのほか、NECが提供する決済サービス「MSGW」と接続し、NTTドコモのdポイント付与・利用が可能になっている。