食品ロス削減サービス「TABETE」がエクセルシオール カフェ50店舗に採用(コークッキング)

2021年9月8日18:26

コークッキングは、同社が運営する食品ロス削減サービス「TABETE」が、2021年8月下旬よりドトールコーヒーが運営するエクセルシオール カフェ50店舗に採用されたと発表した。大手カフェチェーンで大規模にTABETEが導入されるのは初の事例となる。同社と連携し、食品ロス削減効に向けた取り組みをスタートさせる。

ドトールコーヒーにおけるSDGsへの取り組みのなかでも「食品ロス削減」をさらに推進するため、TABETEの導入が決定したという。ドトールコーヒーにおいて食品ロス削減の取り組みを推進するにあたり、「その日に売り切らなければ廃棄となる食品を、アプリを通じて消費者に届けるサービス」であるTABETEを、手段の1つとして、活用してもらう。

フードロス削減アプリ「TABETE」(コークッキング)

今回の決定に先立ち、都内のエクセルシオール カフェ6店舗で実証運用を実施したところ、開始から約半年の時点で923食がアプリを通じて購入され、104kg相当の食品廃棄の危機から救うことができたそうだ。

この結果を踏まえて、両社で協議をし、採用店舗数を拡大することで、更なる食品ロスの削減につながるという見通しのもと、本格導入となる。

今回、食品ロス削減の手法としてTABETEを活用する理由としては、ただの値下げではなく「食品ロス削減のための取り組み」であることが利用者に伝わりやすく、利用者の理解、協力を得ながら食品ロス削減に取り組めることが挙げられる。また、これまで来店しなかった人に対しても、TABETEを通して食品ロス削減の取り組みを広く訴求することができるといった点があった。

New Retail Navi編集部

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