公式アプリ開発サービス「ModuleApps」バージョンアップ(DearOne)

2021年9月7日19:25

DearOneは、同社が提供する公式アプリ開発サービス「ModuleApps(モジュールアップス)」を大幅に改善し、ModueApps2.0(モジュールアップス ニーテンゼロ)として提供開始すると発表した。

DearOneはModuleAppsの提供を通して、さまざまな企業・組織の公式アプリ開発・運用を支援してきた。累計アプリダウンロード数は6,000万件を突破し、アクティブな利用者数(Monthly Active User)も1,400万人を超えている。

ModuleApps2.0 (DearOne)

そうした中、公式アプリの普及率が高まり、すでに飲食・小売業を中心としたOMO(Online Merges with Offline)の分野ではかなり多くの企業が公式アプリを所持するまでになった。

ModuleAppsは、 機能モジュールをベースとした低価格・短納期でのアプリ開発に加えて、 デザイン・機能を柔軟にカスタマイズできることが特長のサービスだったが、こうした社会の変化に合わせてさらにサービスを進化させ、ModuleApps2.0として提供することを決定した。

ModuleAppsは、アプリに必要な各機能を部品(モジュール化)し、そのモジュールを組み合わせることで低価格、 短納期でアプリを開発できるサービスだったが、ModuleApps2.0もその基本設計思想を受け継ぎ、標準機能モジュールをベースにアプリの開発が可能だ。 これにより、大規模な開発を行わなくとも必要な機能をすぐにアプリに実装することができるという。さらに今回は現在の市場ニーズに合わせて標準機能モジュールを一新し、 新規モジュールも追加している。
ModuleApps2.0は標準機能モジュールをベースとしたアプリ開発を行うが、さらにデザイン・機能の柔軟なカスタマイズが可能だ。今回、アーキテクチャを大幅に見直したことでカスタマイズがより柔軟に対応できるようになった。特に、他のマーケティングソリューションが提供するソフトウェア開発キット(SDK)をModuleApps2.0に実装することが容易になった。また、ユーザーの管理単位をアプリのID単位ではなく個人ID単位に変更している。これにより会員システムなどと連動させた場合に個人単位での管理が可能になる。

さらに、ModuleApps2.0は、アプリ上でのユーザーの行動を精緻に把握するため、行動分析ツール「Amplitude」を標準搭載している。

New Retail Navi編集部

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