ストライプインターナショナルがSTAFF STARTの「まとめ機能」を導入(バニッシュ・スタンダード)

2021年9月2日21:50

スタッフDXのアプリケーションサービス「STAFF START(スタッフスタート)」を運営するバニッシュ・スタンダードは、ストライプインターナショナルが運営する公式ECサイト「STRIPE CLUB」に、「STAFF START」を利用してブログ記事を作成・投稿できる「まとめ機能」の提供を開始した。ストライプインターナショナルは、2019年10月より「STAFF START」を導入し「コーディネート機能」を利用しているが、新たに「まとめ機能」の導入により、ブログ記事投稿も「STAFF START」から行えるようになる。これによりECサイトのコンテンツがさらに充実するだけでなく、ブログ経由の売り上げを店舗スタッフの「評価」として新たに組み込むことができるようになる。

ブログ投稿&売上可視化で、期待されるECコンテンツ増と店舗スタッフのモチベーション向上(バニッシュ・スタンダード)

「STAFF START」は、店舗に所属するスタッフをDX化し、自社ECサイトやSNS上でのオンライン接客を可能にするStaff Techサービスだ。現在、利用ブランド数はアパレルや化粧品ブランドを中心に1,600を超え、2020年7月から2021年6月の間に「STAFF START」で作成されたコンテンツを経由した流通総額は、1,200億円を達成した。

「まとめ機能」は、特集記事を簡単に作成・投稿できる「STAFF START」の一機能だ。「このシーズンに外せないデニムまとめ」など、店舗スタッフが特集のテーマを創作してコンテンツ化できる。従来のブログ機能に加え、コーディネートや商品のバーコードをスキャンして投稿写真とひも付けたり、YouTubeの動画を貼り付けたりすることもできる。

「まとめ機能」では、コンテンツ毎の経由売上を可視化できるという。従来のブログサービスは、どの記事がEC売上に貢献したのか経由売上の可視化がされないため、スタッフのモチベーションにつながらず、更新頻度が上がりにくいという課題があった。「まとめ機能」は売り上げが可視化されることで店舗スタッフの自発的な更新につながる。その結果、ECサイトにおける読み物コンテンツが充実していく。

ストライプインターナショナルでは、これまでも一般的なブログサービスを利用し、ECサイト上でブログ記事の掲載を行ってきた。しかし店舗スタッフにとっては、忙しい通常業務の合間を縫ってブログ投稿を行うのは容易ではなく、なかなかブログ記事が増えないという課題があった。

「STAFF START」は、すでに「コーディネート投稿機能」で利用していることから、店舗スタッフにとっては使い慣れたモバイルアプリだという。そのアプリからブログ記事投稿を行えるようになることで、ブログ記事作成の負荷が減り、投稿数が増えていくと考えられる。

New Retail Navi編集部

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