飲食店予約管理システム「ebica」が「LINEで予約」と連携(エビソル)

2021年8月31日23:08

飲食店向け予約管理システム「ebica(エビカ)」を運営するエビソルは、長期化する新型コロナウイルス感染症の影響で厳しい状況に置かれている飲食店の支援を目的として、LINEが提供する、「LINE」アプリで飲食店の予約作業が完結する「LINEで予約」と連携すると発表した。

同連携により、「ebica」を利用の飲食店は無料且つ新たな業務が発生することなく、消費者とのタッチポイントや集客の増加が期待される。一方で消費者は、使い慣れたアプリ上で飲食店の検索から予約までをスムーズに行うことが可能となる。

LINEアプリで飲食店の予約作業が完結する「LINEで予約」と連携(エビソル)

飲食店向け予約管理システム「ebica」は、飲食店向けに開発されたクラウド型の予約/顧客台帳システムとなる。各飲食店の予約管理ニーズに応じた設定ができ、複数のグルメサイト経由の予約を一元管理する機能のほか、オウンドメディア向け予約フォームの提供など、Web予約を主軸とした様々な集客ソリューションを提供している。

2020年11月に提供を開始した「LINEで予約」は、「LINE」アプリ内の「LINE PLACE」から店舗の検索や予約ができるサービスだ。LINEが持つ店舗情報ページや店舗が持つLINE公式アカウントのプロフィールから、オンラインでの即時予約やLINEのトークを通じた有⼈または⾃動応答での予約が可能で、消費者(ユーザー)はアプリを切り替えることなく、LINEの中で予約を完結することができる。予約完了後には、予約情報が消費者のLINEトーク画面に自動で届くため、情報を家族や友人と簡単にシェアできるという。

消費者が「LINEで予約」経由で予約すると、「ebica」に自動で予約情報が登録されるため、複数のグルメサイトを利用している飲食店も空席在庫をいつでもリアルタイムで管理でき、オーバーブッキングの防止に役立ちます。また、「LINE PLACE」からの予約動線において、消費者が店舗のLINE公式アカウントの友だち登録を行うことも可能となり、飲食店はLINEを利用した再来店アプローチをはじめ、消費者との接点を築くことができるとしている。

New Retail Navi編集部

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