メルカートと標準連携、導入費5分の1でオンライン接客サービス導入可能に(バニッシュ・スタンダード)

2021年8月25日19:44

バニッシュ・スタンダードは、スタッフDXのアプリケーションサービス「STAFF START(スタッフスタート)」と、エートゥジェイが運営するクラウドECプラットフォーム「メルカート」との連携を開始した。

「STAFF START」は、店舗に所属するスタッフをDX化し、自社ECサイトやSNS上でのオンライン接客を可能にするStaff Tech(スタッフテック)サービスだ。コーディネート投稿をはじめとした店舗スタッフによるオンライン接客サービスの開発・提供により、企業のデジタル化推進を支えているという。

現在利用ブランドは、アパレルや化粧品を中心に1,600を超え、2020年7月から2021年6月の間に「STAFF START」で作成されたコンテンツを経由した流通総額は、1,200億円を達成した。

今回、「メルカート」と標準連携化の独占契約を締結し、ECサイト運営者がよりスピーディーかつ容易に「STAFF START」を導入できる体制を構築したという。

具体的には、企業が「メルカート」により構築された自社ECサイトへ「STAFF START」を導入する場合のコストが、連携以前と比べ、5分の1程度に抑えられるそうだ。さらに「メルカート」側に発生する「STAFF START」導入費用も従来と比較して、10分の1程度に抑えられるようになった。ランニングにかかる最低コストも、従来の約3分の1となっている。

なお、バニッシュ・スタンダードがこれまで培ってきた知見を活かし、最適なUIテンプレートを用意する。これにより企業は、ECサイトの運営担当者にオンライン接客に関わる特別な知識やノウハウがなくても導入できるようになる。また、導入までの期間も従来の約3分の1(最短1ヵ月)程度に短縮することが可能だという。

スタッフのコーディネート画像を通販サイトに掲載(バニッシュ・スタンダード)

また、コーディネート投稿機能やまとめ機能など、「STAFF START」の機能も利用できるようになる。

New Retail Navi編集部

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