2021年8月25日19:40
ヨガやトレーニングをオンラインのライブレッスンで提供するSOELUは、DG Daiwa Venturesをリードインベスターとして、合計10社から6.5億円の第三者割当増資を実施したと発表した。今回で累計資金調達額は15億円。調達した資金は、オンラインフィットネス事業の拡大やクロスセルブランドの創出など「健康があたり前につづく社会」への実現に向けて、マーケティングや商品開発・採用に投資していく。
同社は2018年より、スマホやPCからヨガやトレーニングを双方向性のライブレッスン形式で受講できる、オンラインフィットネスサービス「SOELU（ソエル）」を提供してきた。今年でサービス開始から３周年を迎え、7月には累計のライブレッスン受講回数が200万回を突破している。
2020年のコロナ禍により、「自宅で運動をする」という選択肢が広く認知され、SOELUの会員数は7倍に増加したそうだ。現在は、さらに幅広い世代にSOELUが利用されている。
今回調達した資金は、SOELUが多くの人にとって無理なく運動が続けられる習慣付けをサポートするプロダクトとなるよう、インタラクティブなフィットネス体験作りやマーケティング・採用への投資を予定だという。同時に、食事や睡眠をはじめとした、運動以外の健康領域へのアプローチも強化していく。2021年秋頃には初のSOELUブランド商品、プロテインの販売を予定しており、現在SOELUユーザーとともに商品開発を進めているとした。
