「EmotionTech CX」と「KARTE」がAPI連携(Emotion Tech/プレイド)

2021年8月24日19:43

Emotion Techが運営する顧客体験マネジメントサービス「EmotionTech CX」は、プレイドが運営するCX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE」とAPIによる連携を開始したと発表した。

Emotion Techは、2020年5月、プレイドとCX(顧客体験)向上を軸とした戦略的パートナーシップを締結した。今回のAPI連携はその一環として、さらなる顧客体験向上の一助となる取り組みの1つとなる。

「EmotionTech CX」は、WEBアンケートを通じて回答データを収集・分析し、企業の事業成長につながる課題発見をサポートするサービスとなる。CXプラットフォーム「KARTE」は、オンライン上のユーザーアクションや感情の変化をリアルタイムに解析・可視化し、最適なアクション提供まで行うことができるサービスだ。EmotionTech CXで得たアンケート回答データをKARTEの接客アクション等に活かすことで、よりよい顧客体験づくりを支援するとしている。

EmotionTech CXとKARTEを使用するユーザーであれば、今回のAPI連携を無償で利用でき、EmotionTech CXで得たアンケート回答データを、KARTEの接客アクション等に活用することができる。例えば、web上での商品購入後アンケートで、「合計金額に不満」と回答し、かつ「送料が高い」ことを理由に上げた利用者に限り、次回webサイト訪問時に「送料割引クーポン」を提示するといったことができる。また、商品利用後アンケートで、「友人にすすめたい」と回答し、かつこれまでの利用回数が3回以上の利用者に限り、「友人紹介キャンペーン」を訴求するといったことも可能だ。

さらに、アンケート回答データと行動データとを統合することで、リピーターが満足しているポイントや解約ユーザーが抱えていた不満など、行動を引き起こす「顧客の声」を把握することも可能になる。

New Retail Navi編集部

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