中国越境EC進出に向けてニッセンとの共同店舗がオープン(Youzan Japan)

2021年8月23日19:07

Youzan Japanは、ニッセンの法人支援部門(ニッセンBtoB)と業務提携を結んだと発表した。

今回の業務提携により、ニッセンBtoBは中国最大手のソーシャルECプラットフォーム「Youzan」(有賛)を活用し、中国市場にて越境EC店舗を開設。Youzan Japanと共同で店舗を運営し、コンソーシアム型越境ECとして、年間1,000社以上の取引がある国内企業に対して、新たなソリューションサービスとして中国市場への進出及び販売サポートを開始する。また人気ライバーによるライブ配信やSNSなど豊富な販路開拓チャネルを活用したプロモーションなど、中国参入を目指す企業を全面支援するとしている。

Youzan Japanの越境ECの特徴(Youzan Japan)

Youzan Japanの越境ECサービスでは、中国語の知識は必要ないそうだ。店舗構築そして出店後のアフターサービスまで全て代行が可能だ。Youzan Japanは中国で約4億人の消費者が利用し、543万店の導入実績を誇るソーシャルECプラットフォーム「Youzan」を活用することで、1,600種類以上のテンプレートから最適なものを選ぶだけで、自社のEC店舗とWeChatミニプログラムの店舗が自動生成され、初期開発費用なしでソーシャルECを実施できるサービスとして提供しているという。Youzan Japanの越境ECでは、ソーシャルECを通じ中国において企業独自のブランドを確立すると共に、自社製品の常連の利用者を増やしていくことが可能だ。

ニッセンBtoBでは、国内通販会社に対して新規獲得のプロモーションからテレマーケティング、ロジスティクス、決済代行と幅広いサービスを展開し、年間1,000社以上の取引実績から、ダイレクトマーケティング領域に精通している。

今後しばらくはインバウンド消費が見込めない中、Youzan Japanとニッセン両社の強みを活かしたコンソーシアム型越境ECで中国における販売サポートやプロモーション・マーケティング支援など国内事業者の新たな販路拡大をサポートしていく。

New Retail Navi編集部

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