2021年8月18日18:35
NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューションは、次世代SMS規格「RCS」に対応した法人向けメッセージサービス「空電プッシュ for RCS」の提供を開始した。
これにより、企業の公式アカウントを開設し、NTTドコモ、au、ソフトバンクのメッセージアプリ「+メッセージ」を利用した、携帯電話番号を通じたコミュニケーション が可能となる。また、「空電プッシュ for RCS」では、従来のSMSテキストに加え、双方向通信機能を強化すると共に、画像・動画・ファイルなどのリッチコンテンツに対応した新しいコミュニケーション・サービスの提供も行うそうだ。
次世代SMS規格「RCS（Rich Communication Services）」は、テキストの送受信に加え、ファイルなどの送受信が可能なリッチコミュニケーションサービスだ。
携帯キャリア審査を通った「認証済みマーク」が付与された「公式アカウント」を利用してもらうことで、企業アカウントの信用性を確保する。金融機関における支払督促や、住宅ローン連絡など秘匿性の高い情報通知で活用可能だ。
また、工事や修理、宅配、各種予約などにおいて、企業からの日程連絡に加え、顧客からの確認や変更依頼の返信が受けられる。さらに、企業システムとのAPI連携により、顧客からの返信への自動返信シナリオを作成することも可能だ。
送信可能文字数が、SMSの660文字に対して最大10,000文字に拡張した。またテキストメッセージに加え、画像、動画、ファイルの送信が可能となる。求人情報や契約関連などで、顧客への提供情報量が多い、リッチな表現やUXを必要とするコミュニケーションに適しているとした。
