「飛び出すバーチャルカタログ」で夏のグルメを期間限定で販売(大丸松坂屋百貨店)

2021年7月26日19:12

大丸松坂屋百貨店は、2021年8月14日~8月28日の期間、HIKKYが主催するバーチャルリアリティ(VR)空間上で行う世界最大級のイベント「バーチャルマーケット6」にて、次世代型店舗「バーチャル大丸・松坂屋」を2020年末に引き続き、期間限定で展開すると発表した。バーチャル空間内ではお客様が自由に動き回り、バーチャルカタログで商品を確認し買い物を楽しんだり、オリジナル3Dモデルを入手することが可能だという。

バーチャル屋台イメージ(大丸松坂屋百貨店)

昨年末から本年初頭に展開した「バーチャルマーケット5」では初めての取り組みとして、お取り寄せ食品を販売した。バーチャル空間内の店舗では、同社の歴史資産である江戸時代の店構えや屋台などの演出に加え、マスコットキャラクターの「さくらパンダ」の登場などが好評だったという。前回の「バーチャルマーケット5」の展開内容にさらにデジタルカタログを組み合わせることにより、今回の企画では顧客のさらなる利便性の向上に取り組んだ。

今回のポイントは、百貨店業界初の「飛び出すバーチャルカタログ」での商品提案となる。VRならではの演出で食品の魅力を表現した。3Dで飛び出し直接ECへのリンクで購入できるスイーツ商材5点に加え人気のビールなど32アイテムを表示、各カテゴリのECページへつながり合計500点以上が購入可能となる。また、リアル食品の販売に加え、あらたに「食品3Dモデルの販売」も実施する。

今回の開催は展開期間がお盆休み・夏休み期間ということから、「日本の祭り」というテーマに合わせ「お面3Dモデルの無料配布」や「バーチャル温泉」などの趣向を凝らした空間内イベントも企画したという。

New Retail Navi編集部

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