POSシステムと店舗IoT機器との接続インターフェイスが国際標準仕様に(ヴィンクス)

2021年7月21日11:29

ヴィンクスは、小売業のPOSシステムと店舗におけるIoT機器との接続インターフェイスの仕様について、OPOS技術協議会を通じて「UPOS 1.16 RCSD」として国際標準化団体(OMG)に提唱した結果、国際標準仕様としての採択が決定したと発表した。今回の採択により、ヴィンクスが考える次世代型店舗システムの普及・拡大が期待される。

ヴィンクスは、ハードウェアフリーを提唱し、従来型のPOSハードウェアに加え、タブレット、スマートフォン、ショッピングカート、非接触POS等、さまざまなPOSシステムを実現させてきた。また、自社運営の無人店舗「ヴィンクスストア」等による実証実験を行っている。このようにさまざまな技術が活発に登場するなか、仕様の乱立を避け、標準化を図ることが業界の発展に必要だ。今後の店舗システムの拡張を担うさまざまなIoT機器との接続仕様についても、必要性を提唱した結果、国際標準化が実現したという。

同仕様の採択は、2017年よりOPOS技術協議会内に「リテールコミュニケーションサービスデバイス分科会」を立ち上げ、ヴィンクスが中心となって標準化仕様の検討を進めてきた活動の成果となるものだとしている。今後は、流通小売業におけるDXを推進するリーディングカンパニーとして、業界の発展に貢献していくとともに、さらなる事業拡大を目指す。

New Retail Navi編集部

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