ナチュラルローソンへセルフ量り売り棚システム「All-in-One Rack」納入(寺岡精工)

2021年7月8日15:56

寺岡精工は、ローソンが展開するナチュラルローソン都内5店舗へ、セルフ量り売り棚システム「All-in-One Rack」を全国で初めて納入すると発表した。新たに商品ラインアップに食品を加え、2021年7月8日より1店舗、その後順次4店舗でも稼働が開始される。

ナチュラルローソンに設置されるセルフ量り売り棚システム「All-in-One Rack」(イメージ)(寺岡精工)

寺岡精工は、独自に開発したソリューションにより、計量値付時の商品選び間違い等を防止するなど、消費者が購入できるセルフ量り売り棚システム「All-in-One Rack」を 2021 年 6 月より販売を開始している。

ナチュラルローソンでは、消費者のエコ意識の高まりを背景に、必要な物を必要な分だけ購入する量り売りがプラスチックの削減となることに着目し、エシカル消費と顧客ニーズに応える新しい買い方として、2020 年 8 月より同社製セルフサービススケール「SM-6000」を導入した量り売りの実験運用が行われてきた。この間、量り売りスタイルが多くの消費者からの支持を得たことが実証され、今回「All-in-One Rack」を用いて、従来販売されていたエコストアの衣類用洗剤2種、「LEAF&BOTANICS」シリーズの液体石鹼類4種に加え、食品の取り扱いを開始。新たにナッツや国産果物のドライフルーツなど8品目を加えた、計14品目に拡大する。

「All-in-One Rack」は、商品什器の開閉部や液体ポンプに取りつけたモーションセンサー「e.Sense」が購入動作を感知し、「SM-6000」に選択した商品情報を送信。画面上に購入商品を表示することで、複雑な操作や商品の選び間違いがなく、購入できる。すべての機能が一体となった棚はコンパクトな設置面積で済み、限られたスペースでも充実した商品陳列が可能だとしている。

New Retail Navi編集部

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