トラック予約受付サービス MOVO Berthを物流拠点に導入完了(アスクル)

2021年7月2日17:08

アスクルは、Hacobu(ハコブ)が提供するトラック予約受付サービス「MOVO Berth(ムーボ・バース)」を、 2019年2月ASKUL Value Center関西から導入開始し、2021年3月の新木場物流センター(アスクルロジスト拠点)への導入で、全国11か所のアスクル物流拠点での導入を完了したと発表した。すでに、AVC関西、新木場物流センター等では、入荷受付を待つドライバーの待機時間が大幅に短縮されるなど着実に導入効果が出ているそうだ。

MOVO Berth (ムーボ・バース) (アスクル)

MOVO Berth は、物流センターでのトラック入場時間の事前予約、入退場受付に関わる業務のデジタル化により、車両待機の解消や庫内作業の効率化などの課題を解決し、物流センター運営にかかるコスト削減、生産性の向上を実現するクラウド型サービスだ。

アスクル物流拠点における導入効果として、AVC関西は約300台/日の納品があるアスクル最大の物流センターだが、2019年2月にMOVO Berthを導入し、入荷待ちのトラックの平均待機時間が1/3以下、1時間以上の待機率が10%以下に低減している。また、稼働バースが少なく、夜間からの順番待ちが発生していた新木場物流センターでは、 2021年3月にMOVO Berthを導入し、入荷待ちのトラックによる1時間以上の待機率が1/4以下、夜間・早朝の待機台数が1/3以下に低減させた。

New Retail Navi編集部

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